減量に挑戦のサラリーマン、6割が失敗…花王調査太りやすい生活への自覚や自戒は十分にあるものの、運動をしないのは「時間がない」(76%)「疲れている」(66%)「面倒」(35%)などが理由。1日の適正なカロリー摂取量を知っていたのは、わずか1割だった。
そりゃそうだ。いくら毎年健診後に話をしたって、聞きたくないものはききたくないものねえ。「適正カロリー」なんていわれても。
いちおうそれを生業としてる私だって、だいたいしかしらない。
人間の基礎代謝量はいくつだったかな・・ええと成人男子で1400kcalだっけか1600kcalだっけか。といわれたところで、実際に、カロリー厳守できるかっていったら、よほどダイエットフェチのひとじゃなきゃできない。
しかし、だから「
エコナ」を使うしかないの?とか思ってる人へプチ情報。
花王クッキングオイル「エコナ」の話。
これはうちの社員さんにふときかれて、私が勝手に調べた結果。
エコナやヘルシーリゼッタなどに代表される「植物性加工油」というのは、
すなわち「食品添加物」であり、そのなかでは「乳化剤」に分類わけされる。
「乳化剤」とはシャンプーや化粧品、洗剤につかわれる。
べつに発ガン性は立証されてないが、それよりやや、アレルギーが心配な感じね。
なんせ「トランス脂肪酸」(過剰摂取に注意)が多いらしい。
マーガリンやショートニングの仲間に近いのかもしれないけど、
これはこれで、また別なのでなんかややこしい。
エコナや日清オイリオなどは「植物性加工油」に分類されている。
これは、植物を現在料にして、人工的に加工してつくられるってことで、
いわゆる「純正植物油」とは違う。
特定保健用食品のお墨付きは間違いないらしい(そこらへんの経過はまた後日メモりましょう。(先生が「厚生労働省にきけば?とかいうから、ほんとに電話して聞いてみた)。なんの違反性もないし、いまのところ健康被害もないし、一定の効果はあがってるらしい。
第一、「乳化剤」を揚げ物につかっての健康被害の届け出なんてないし、これは劇薬でも毒薬でもないから、問題ないってわけだ。
私も、それが好みなら、ひとが、天然素材だけでつくった石鹸食べようがシャンプーのもうが、アレルギーと消化機能が立派だなと思うだけで、別にとめない。
それよりもお国が「食用」と認定しているのだから、まあ、人体に影響はないんでしょう。ただ、「食品添加物の過剰摂取」が現代人にどれだけの影響を与えたかは、まだ、あと何十年かたたないとわからないだろうし、たぶん、お国は調査しててもデータは提供しない。
ついでにいうと、ビタミンなんかも立派な「食品添加物」だけども、それは水溶性か脂溶性かによる。ただ、しつこいけど、「人工的に添加」する必要があるかどうかの問題で。
そこまで、厳密に「カロリー・栄養素」の計算してるひとって、ほんと凄いよ。
病院の管理栄養士なみだよ。第一、そのひとによって吸収率も違うわけだし。
まあ、私は、ほんとに悪玉コレステロールが高いなら、ちゃんと、疫学データのでてる「青み魚の油」に気を使ったほうがいいんじゃないかなと思ったりする。でも、それは好みの問題。
ていうか、たいていのひとは健診の結果を見ても、「悪玉コレステロール」ってどれなのか「善玉コレステロール」ってどれなのかわからないんじゃないかなあ。まずは自分がどうなのか知ってからでも遅くないと思うんだけど。
内蔵脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満では、増加のしかたが違うってのは最近知ったのね。前者は細胞が膨張し、後者は細胞が分裂する。これによりひきおこされる影響も当然かわってくるわけだし、増え方も減り方も全然違うってわけ。
同じ、「肥満予防指導」してても駄目だってわけだ。ここでも、いかに集団にターゲットをしぼり抽出する作業がいかに難しいかを知る。特定の集団ではものすごくいいデータが出ても、一方の集団ではまったく効果がない。で、まず、その対象集団がどのように選択されてるか調べる。その対象集団に合致してるかどうか。だいたいそこをみないと、指導だの相談なんてできないわけです。だから、「みのもんた」にだまされるなよ、と(^^)ゞ
まあ、コレステロール下げようとしたりして、エセ医者にだまされて高い薬のまされたり、コレステロールじゃなくて中性脂肪に気をつかったほうがよいひとが、健康に気をつけて卵や魚卵やマヨネーズをひかえて、ねる直前にココア飲んだりスナック菓子ばりばり食ったり、朝飯くわないで、昼にマック食ったりする。とめないけど、痩せないよ。マックは動物性油脂の塊にしかみえないので、「なんかもう私って駄目人間だ」とか思うときにムショウに食べたくなったりする。いわゆる自分的には「自殺行為」なわけだ(笑)
摂取カロリー全体量を減らせば自然に痩せるが、健康かなあ?とか思ったりする。まあ、いいけど。
ところで、なぜあえて「植物性加工油」なんて面倒なものをつくらなきゃならないかと思ったときに、できる過程を発見したと大阪の研究所と日清が発表してたのを見つけたので納得した。
これまで、油をつくるプロセスのなかでできる廃棄物は再利用していたが、不純物が多くほとんどは破棄していた。しかし、途中ある酵素を加えることによって、質の高い分離物を得ることができ、廃棄率が格段に減少した。その、分離したものを再合成することで、「植物性加工油」を得ることができた。一石二鳥である。のである。
ちなみにその廃棄物は、「脱臭」の過程できるものだそうだ。
なんとなくわたしは、それに高い金つかわなくても・・とか思ったりする。
しかし、はげしくエコではあると思う。
エコ推進派がみなエコナを買うのは、まったく理にかなってると納得した。
しかし、実際、「高脂血症」てのはどこの企業戦士もかかえてる悩みどころなのかしらね。(これと欝病ね。)
昔のように、塩分コントロールの必要性なんてほとんどない。カロリーコントロールが主。
塩分は、高血圧も持ってる場合はするけども。
高血圧治療のコントロールは、いまは、高血圧・高脂血症・心筋梗塞あるいは狭心症・そして肥満、はたいてい重複している例が多いし、塩分摂取過剰による高血圧から脳血管疾患の発症は、「栄養不足」とかかわりあいがあるので、塩分制限だけで良好なコントロールを得られる場合は大変少ない。「蛋白質などのバランスが偏ることによる不足」ってのはあるけれども、肥満で働けてるひとは、たいてい「たんぱく質」はたりてる。ので、電解質コントロールは、極端な例でないかぎり、服薬によるもので十分なわけだ。しかし、いまだに、肥満は服薬コントロールできない。「肥満治療薬」ってのは、ホルモン剤であるがゆえ、これは副作用が未知数だ(最近やたら厚生省から健康被害注意報が発令したやつ)
前の内科学会でも疫学データの道筋をつけてくれたけど、動脈硬化によるメタボリックシンドローム予備軍って、ほんとすさまじい勢いで増えてると思う。
いくつかの会社の健診データを調べてみたら、ある会社では「7割もの肥満」「6割超えの高脂血症」(これはほぼ重複する)。その地域によっては8割に近づくすさまじさ。一時期、高血圧大国といわれた日本だが、その予備群が5割を超える地域は東北など、かなり限定されていたはず。
会社企業というのは、全国あちこちに事業所がちらばってるから、生活習慣は違うというのに、これは花王のデータとも一致する。都市型の血液データなのかな?と思ってたが、違うかも。
どちらかというと、これは「職業病」「年齢病」に近いものがあるかもしれない。まあだから「生活習慣病」と呼ばれてるんだけどもね。
まあ、いいけど。
クッキングオイルをつかうかオリーブオイルを使うかは好みによるし。
第一、売ってるものがほんとにそうなのか、真実知るヨシもないしねええ。
それで「安心だ」とか思う日本はほんとにいい人だと思う。
ところで、前に団藤さんが「看護職の喫煙について」ちょっと考察しててくれて嬉しかったので、感想イモ。
タバコによる心疾患の因果関係は、かなり限定されたデータに基づくもの。すなわち、「心疾患患者の追跡調査」なのでありまする。
肺疾患の罹患率と、他のリスクファクター(たとえば大気汚染、炭鉱などの化学物質、結核、喫煙など)率のデータ比較なんかを調べてるんですが、どうもみあたらないから、知ってるひといたら教えてください。たとえば現代「高脂血症患者の追跡調査」をすると、かなりの勢いで「肥満」と因果関係があると思う。昔でいうと「肺疾患患者を追跡調査したらすごい勢いで結核がでてくる」と思う。でもそれは過ぎ去った過去なので、いまさらできません。
要するに、リスク高いとあらかじめ予測される集団を追跡しデータを抽出したら高い有意差がでるのは予測可能なわけで。で、「両親ともにがんあるいは母方ががん家系」で「肥満」なひとの場合、将来「がん」がでるか「糖尿病」がでるか「動脈硬化」で「高血圧」になって「心血管疾患」がでるか「脳血管疾患」がでるか「肺疾患」がでるかは、まだ予測不可能なのです。たとえば「両親糖尿病」の場合、かなりはやいうちから、「境界域糖尿病」がでる可能性は高いが、将来「がん」で死亡するかもしれない。糖尿病は致死率が少ない。で、最終的にはけっこう「がん」で死んだりそのまま「腎不全」で死んだり、まあ、一番高い確率は「心疾患」かな。死因が純粋な「糖尿病」であることは少ない。要因にはなりうるけど。だからデータはつなげられないのです。
現代の「肺がん」の死亡率の上昇は確かに気になるけども、もし仮に「腺がん」も一定数増えてるのだとしたら、それは「喫煙」と有意差がないので。それは、どうも厚労省が明らかにしてくれてないしデータを集めてる形跡もないので、なかなかつかめない。のです。あるいは、環境ホルモンとの因果関係なんかをターゲットにして調べたら「ダイオキシン」とがんの発生率は有意差がでるかもしれないが、そんなことは、万が一厚生労働省は調べててもおおっぴらにはいわんとです。だって、都内、関東近辺からものすごい量のダイオキシン発生してるから、そんなの明らかにしたら、大変です。
ていうか、それよりまず、目の前にいる採血する人がHIVをもってるかどうか、看護婦には知らされて無いし、そこまでいかなくてもHCVもってるかもしれないし。感染症なくとも、看護婦はとっくの昔から「過重労働当たり前」だし「昼夜交代制」で労働監督基準署からメスいれられたこともない。看護婦の「過労死裁判」をきいたことないのは、「そんな病院で働いたお前が悪い、いや、その前にお礼奉公の代金300万円払え(もっと高いかも)」で、「いやなら辞めます」といって大移動をすればよいだけの話で。明日死ぬかもしれない、という可能性が普通の事務より激しく高い職場に、「喫煙の害」をもっていっても、誰も「そうですねえ」としかいえないわけです。
人のいのちがどのようにバランスをとっているかがわかればわかるほど、「がん」になっても「糖尿」になっても「心筋梗塞」になってもどっちもどっちだよなあ、と思う。苦痛度でいうなら、やはり肺がんはつらいけど、だったら他の病気はつらくないかっていわれると、どれもつらい。なる確立からいえば、今までは、「肺疾患・肺がんと肺閉塞性疾患」の罹患率は、他の病気とくらべると少なかったから、どうもぴんとこない。
もともと「がん遺伝子」をもってて他にリスクファクターがまったくなくて、ただ喫煙をしているひとで肺がんにだけはなりたくない人は、もちろん喫煙しないほうがよいと思う。でも同じくらい気をつけて乳腺みたり婦人科検診にいったりバリウム飲んだりしてもよいと思う。大変ですね。あんまり健康に神経質になると、ストレスたまって太るか、うつになるかもよ。
ちなみに女性のがんの中で圧倒的に割合の多い「乳がん」と「子宮がん」と喫煙の因果関係はよくわからないので、どちらかというと、生理不順な女性および閉経女性なら基礎体温気にしたほうがよいです。副流煙に神経質になるなら、自分のからだに神経質になって困ることはないと思います。
エコナの思い出話をするつもりだったのに、また、曖昧なメモになってしまった。
読んじゃったひと、すみません。話が混乱してるのは、よくいわれます。訓練訓練。